セブ島情報

日本政府発行のフィリピンペソはご存知?

2017年09月28日 By: shin


今では代表的な親日国のフィリピン。
過去には第二次世界大戦を日本もフィリピンも経験しています。
しかも敵同士として。
今でも多くのフィリピン人が戦争を語ってくれます。

実はフィリピンは3度支配からの独立をしているのです。
1度目はスペインからの独立。
フィリピンは400年近いスペイン統治時代を経て、アメリカの協力のもと独立します。
その後に一度は独立したもののアメリカの植民地となり、次には第二次世界大戦中に日本がフィリピンを占領。そして日本の手助けのもと2度目の独立となります。
日本の敗戦により第二次世界大戦が終結すると、フィリピンは日本の協力での独立を認めないアメリカの支配下に置かれ独立を取り消される形となります。
紆余曲折のフィリピンの独立ですが、3度目は現在に至るアメリカから独立となります。

そんなフィリピンの歴史を感じられるツアーが

こちら

過去には第二次世界大戦を日本もフィリピンも経験しています。
ここには密接な二つの国の歴史があります。
歴史に関するお話は次回としまして、
今回は、その日本統治時代に発行された紙幣を見せてもらいました。

IMG_1940
今では貴重であろうJAPANESE GOVERNMENT ONE PESO。
つまりは日本国政府発行のペソなんです。
下方には大日本帝国政府と印刷されています。

IMG_1942

筆者も聞いたことがなく興味津々でした。
正確には、日本が第二次世界大戦中に東南アジアを占領した太平洋戦争(大東亜戦争)当時に発行された大東亜戦争軍票(だいとうあせんそうぐんぴょう)というようです。
IMG_1943

略称は、軍用手票(軍票)。ほ号券米領フィリピンで発行。単位はペソ。
IMG_1945

戦争時のお話を聞くとやはりとても悲しいお話であり、皆あまり多くを語ってくれません。
特に今になりますと戦後生まれの方に世代が移り変わっていき、ご両親や祖父母の方々から伝えられた話になります。やはり苦労話が多く、軍人ではない一般の人々は逃げ惑う日々だったようです。そして両国とも多くの犠牲がありました。
話の最中は、物悲しさと申し訳なさでいると「過去のことだよ」「戦争だから仕方がないよ」と笑って話してくれます。
その後の日本国の対応が、対戦国であったはずの日本に対する現在の高評価に変わっていったようです。

フィリピンの方々がどれだけ寛容でどれだけ日本を好きでいてくれるか、ぜひセブに来て体験して頂きたいと思います。

(SHIN)