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ガチローカル!フィリピンの路上マッサージ店で身ぐるみ剥がされる!?

今日もまたまたガチローカルネタのご提供です。
マニラで働く日系企業の駐在さんやマニラに住む日本人に聞いてみても、いまだに体験した人を見たことも聞いたこともないマッサージショップをご紹介。
日本からの旅行者の方も、フィリピンでは有名な完成度の高いスパ、特に高級スパなどで癒される方も多いと思います。
そして中には街スパなど、日本に比べると格安で受けられるマッサージ店などに興味を持たれる方や実際にそのクオリティの高さに満足される方も多いはず。
しかし今回は、そんな街スパよりもずっとローカルな「路上スパ」をご紹介。
「路上スパ」とはその名の通り店舗がなく、路上にプラスティックの椅子などを利用してするマッサージです。地方に行けば椅子だけを使ってのマッサージなどは結構あります。
そして、マニラの街にも多くの路上スパが存在します。
マラテ公園や今回のベイウォークもその一つです。
今回は私の行きつけのマッサージ店(?)をご紹介。
場所は先述したマニラベイウォーク。
マニラベイウォークとは、世界三大夕日の一つに数えられるマニラ湾沿いに散歩コースやサイクリングコースがある遊歩道です。
最近はフィリピン政府によるマニラ湾の浄化作戦が実施され、日に日に綺麗になっていくマニラ湾。
そのベイウォークに私の行きつけがあります。
ちなみにタガログ語で行きつけの店や人のことを「スキ」(SUKI)といいます。
ひょっとしたら日本語由来なのかもとひそかに思っています。
念のために言っておきますが、これ、別に身ぐるみ剥がされているところではありません。
自分から脱いでいます笑
マニラはそんなに危険な街ではありません笑笑
そうです。何を隠そう路上でパンイチになります。
パンツ一丁です。さすがの私にも最初は戸惑いがありました笑
日本でいうなら、東京湾沿いのお台場あたりでパンイチになるようなもんです。
ひょっとしたら逮捕レベルです。
東京と肩を並べる人口のマニラでは、パンイチの私の横を多くの人が通ります笑
彼らにとって、路上マッサージは珍しくないものの、路上マッサージを受ける変な日本人が珍しいのです。
でも、そんなことを言ってられないほど、私に素晴らしいマッサージ技術を提供してくれます。
実は私、このマッサージ師のこのベイウォークのショップにすでに1年半ほど通っています。
1~2週間に1度は必ず行きます。ま、行かなかったら催促の電話が来ますけど笑
先日はここに通い始めての1周年アニバーサリーってことで、このマッサージ師のクヤ マイルズ、クヤ マイルズの奥さんのマージ、この近くで路上サリサリストアをやっているアテとコーヒーとチチャロンで乾杯しました。
※クヤ(KUYA)とはタガログ語で、お兄さん、アテ(ATE)とはお姉さんを意味します。
年上の人に使う敬語や敬称のようなものです。
たまに、店員さんを呼ぶときには明らかに年下でも、「アテ」と呼ぶことがあります。
相手が男性の場合には、「クヤ」や「ボス」と呼びます。
なぜ、1年半も通っているのかというと、この人の技術、マジですごいんです。
昔から肩こり症で、肩こりからくる頭痛持ちで、ついでに椎間板ヘルニア持ちで半年間も正常に歩けなかった経験を持つ私は、ある程度の周期でマッサージに行かないと体が悲鳴を上げる体質なのです。
いや、これってホントにとてもつらいことなんです。
そのため、セブやマニラで色々なマッサージ店に行っては、その中で自分の体に合うマッサージ師を探していました。
このクヤ マイルズとの出会いは、最初は何気に夜の散歩としてベイウォークに行ったときに、マッサージなら試しにやってみようと思ったことがきっかけでした。
私の場合、心地よさを求めるマッサージではなく、凝ったところを完全に揉み解すためのマッサージが必要です。日本でもよく言われていましたが、肩こりが酷すぎて凝っている部分に届かない、指が入らないと言われていたので、女性より指の力の強い男性のマッサージ師の方が効果的なんです。
そこで出会ったのがこのクヤマイルズ。
指の力もさることながら、私の凝っている部分を彼の指の感触だけで探り当てます。
通い出して数か月経った時点で、20年ほど前に肩を脱臼して以来上がらなかった右腕が、今ではラジオ体操が出来るくらいまで真っ直ぐ上に手が伸びます。ラジオ体操をして試したわけではないですけど。
その脱臼も腕が上がらないことも伝えていなかったのに、彼はそれを感覚だけで探り当てゆがんだ部分を矯正してくれました。
もちろん、椎間板ヘルニアからくる腰の痛みも軽減してくれます。
この他にも体のゆがみや、凝っている原因を取り除いてくれて、とても快調な日々を過ごしています。
たまに、どこどこが痛いからと説明しても、そこを直接揉むのではなく、そこの凝りや痛みの原因の基を改善してくれて、いつの間にかその痛みが消えている感じです。
説明を聞いていると、カイロプラクティックの勉強もしていたようで、経験とのコンビネーションで身体の構造も熟知しているようです。
とにかく、クヤマイルズは力が強いので、ツボに入ると痛い。とにかく痛い。
それもお構いなしに「痛いか?痛いか?」と笑いながら聞くだけで力を緩める気はありません。
そして、最近このショップもかなりグレードアップされました。
コンクリートで出来た公衆ベンチをベッド代わりに使うのですが、最初はそこにビニールのシートを敷くだけだから、痛い。マッサージより、コンクリートに接している私の骨が痛い。
しかしそこに、紫色のクッションを敷いてくれるようになりました。
ディビソリアマーケットで200ペソ(約430円)で買ったって言ってましたけど、私にはお金は代えられない価値がありました。プライスレス!
枕も標準装備されました。コンクリートの上に顔やあごを乗せるのは、ホント痛かったですけど、それも無くなりました。
本当に凝りに悩んでいる人には、ぜひ紹介したいクヤマイルズ。
お台場でパンツ一丁になる勇気ある人は是非ベイウォークに行ってみてください。
しかし、クヤマイルズはほとんど英語が話せないので、タガログ語だけの会話になります。
(SHIN)
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